「私なんて愛される価値がない」が口癖だった私の末路
こんにちは。恋愛・婚活アドバイザーのあおいです。
いきなり重い話で申し訳ないのですが、私、昔は本当に自己肯定感が最低でした。
「私なんて愛される価値がない」
「どうせいつか別れるんだ」
「こんな私を好きになってくれるわけがない」
これが口癖。
秀でたところはまるでなく、周りにはご縁をいただきなぜか優秀な方がたくさんいて、自分だけが場違いな感じがしていました。
そんな状態で恋愛なんてできるわけもなく。
好きな人ができても「どうせ私なんて…」と最初から諦めてしまったり、奇跡的にお付き合いできても「いつか捨てられるに違いない」と疑心暗鬼になったり。
結果、20代後半からの長い恋愛の末の失恋と、2度の結婚と離婚を経験することになりました。
でも今は、穏やかで優しいパートナーと、お互いを尊重し合える関係を築けています。
何が変わったのか?
答えは「自己肯定感」でした。
よく言われる話なので、耳タコかもしれません。でも私が自分の身を持って経験してきた失敗を、皆さんにはして欲しくないんです。
なので、今日から3回シリーズで、なぜ自己肯定感が恋愛においてこれほど重要なのか、そしてどうすれば改善できるのかをお話しします。
自己肯定感が低いと恋愛で起こる「5つの悲劇」
悲劇1:相手の愛を信じられない
自己肯定感が低いと、どんなに相手が愛してくれても信じることができません。
私の体験談をお話しします。
1度目の結婚の時、夫はかなり優しい年下の人で、私のことを大切にしてくれていました。
でも私は:
- 「お世辞でしょう?」
- 「他に誰もいないから仕方なく…」
- 「いつか飽きられる」
そんな風にしか受け取れませんでした。
(今だったら素直に「きゃー嬉しい!」「もっとください!」と言えます笑)
特に印象に残っているのは、元夫が「君のそういうところが好きだ」と言ってくれた時のこと。
私は「そういうところって?具体的にどこで?本当にそう思ってる?」と、まるで尋問のように聞き返してしまいました。
元夫には困った顔をされて「なんで素直に受け取ってくれないの?」と言われてしまいました。
今思えば、愛情を疑われ続ける相手も辛いですよね。ごめん、元夫さん。
悲劇2:些細なことで「やっぱり愛されていない」と確信する
自己肯定感が低いと、相手の小さな変化も「愛されなくなった証拠」として受け取ってしまいます。
心理学ではこれを「確証バイアス」と言うそうですが、要するに「自分の思い込みを正当化する情報ばかり集めてしまう」んです。
私の恥ずかしい実例:
元夫からのLINEの返信が3時間遅れただけで: 「いつもは60分で返事くれるのに、今日は3時間。きっと私に飽きたんだ」
元夫が疲れて無愛想になっただけで: 「いつもは笑顔なのに、今日は冷たい。もう愛情がなくなったんだ」
元夫が友人との約束を楽しそうに話しただけで: 「私といるより友人といる方が楽しいんだ。私はつまらない存在なんだ」
まさに「愛されていない証拠探し」をしていました。
でも実際は、元夫は単純に:
- 仕事で忙しかっただけ
- 疲れていただけ
- 友人との時間も大切にしているだけ
当たり前のことなのに、すべて「愛されなくなった証拠」に変換してしまう。
これでは、どんなに愛してくれる人でも疲れてしまいます。ごめん、元夫さん。
悲劇3:「愛されるために頑張る」で自分を見失う
自己肯定感が低いと「ありのままの自分では愛されない」と思い込んでしまいます。
だから「愛されるために」自分を変えようとする。
私も本当にこれで苦しみました。
私がやっていた「愛されるための努力」:
- 相手の好きな料理を覚えて頑張って作る(私は強めニンニクが苦手なのに)
- 相手の趣味に合わせる(興味ないことにまで)
- 相手の意見に常に合わせる(自分の考えを言わない、言えない)
- 相手が忙しい時は連絡を控える(本当は話したいのに)
最初は喜んでもらえていました。
でも、だんだん相手の表情が曇るように。
そして最終的には「すごく気を使われてて疲れる。あおいちゃん自身はどこにいるの?」と言われてしまいました。
そうしてやっと気づくんです。
また、愛されたくて頑張りすぎて、本当の自分を見失っていたんだと。
悲劇4:相手に過度に依存してしまう
自己肯定感が低いと、恋人の存在が自分の価値を決める唯一の基準になってしまいます。
私の依存状態がひどかった時期:
- 相手からの連絡がないと不安で仕事が手につかない(iphoneばかり見てしまう)
- 相手とのデートのために友人との約束をキャンセル
- 相手が褒めてくれないと自分に価値がないと感じる
- 相手の機嫌が悪いと自分のせいだと思い込む
- 一人の時間が怖くて常に相手のことを考えている
友人には「恋愛依存症だよ」と心配されました。
でも当時の私には、相手以外に自分の価値を感じられるものがなかったんです。
結果、相手から「僕と知り合った頃の君はどこに行ったの?」と言われてしまいました。
これも、今思えば当然です。 依存されると、相手も息苦しくなりますよね。
悲劇5:関係が終わると自分の価値がゼロになる
そして最悪なのが、関係が終わった時です。
自己肯定感が低いと、失恋=自分の価値の全否定になってしまいます。
私が1度目の離婚をした時の状態:
- 「やっぱり私には価値がなかった」
- 「愛される資格なんてなかった」
- 「これからも誰からも愛されない」
- 「私の人生に意味はない」
まさに絶望のどん底。
3ヶ月間、まともに外に出ることもできませんでした。
でも、自己肯定感が高い人は違うんです。
同じ女子校出身の友人が失恋した時、「悲しいけど、きっと私に合う人は他にいる」と言っていました。
その違いに愕然としました。
科学が証明する「自己肯定感と恋愛の関係」
私の体験談だけだと「個人的な体験でしょ?」と思われるかもしれません。
でも実は、自己肯定感と恋愛の関係は科学的にも証明されています。
心理学研究が示すデータ
アメリカの心理学研究によると:
- 自己肯定感が高い人の恋愛関係継続率:85%
- 自己肯定感が低い人の恋愛関係継続率:45%
なんと2倍近い差があるんです。
なぜこんな差が生まれるのか?
心理学では「自己成就予言」という現象があります。
簡単に言うと「自分が思っている通りの現実になってしまう」ということ。
自己肯定感が低い人の場合:
- 「私は愛されない」と思い込む
- 不安な行動を取ってしまう(束縛、確認、依存など)
- 相手が疲れて距離を置く
- 「やっぱり愛されなかった」と確信する
自己肯定感が高い人の場合:
- 「私は愛される価値がある」と思える
- 自然体で接することができる
- 相手もリラックスして接してくれる
- 良好な関係が続く
つまり、自己肯定感は恋愛の結果を左右する重要な要因なんです。
ちなみに皆さん、どちらの恋愛中の自分でいたいですか?
あなたの自己肯定感レベルをチェックしてみましょう
まずは、今のあなたの自己肯定感レベルを客観的に把握してみルことをお勧めします。
以下の質問に、直感で答えてみてください𓅸
【基本的な自己肯定感診断】
各項目について、当てはまる度合いを5段階で評価してください。
- 5:とても当てはまる
- 4:やや当てはまる
- 3:どちらとも言えない
- 2:あまり当てはまらない
- 1:全く当てはまらない
- 私は愛される価値がある人間だと思う( )
- 完璧でない自分も受け入れることができる( )
- 相手に嫌われることを過度に恐れない( )
- 自分の意見や気持ちを大切にできる( )
- 他人と比較して落ち込むことが少ない( )
- 失敗しても、自分を責めすぎない( )
- 一人でいる時間も充実している( )
- 自分の良いところを認識している( )
合計点:___/40
基本診断結果の解釈
【32-40点】自己肯定感高レベル
素晴らしいです!基本的に自己肯定感が高く、安定した恋愛関係を築けているか、築ける土台があります。
【24-31点】自己肯定感平均レベル
全体的には安定していますが、いくつか改善できる部分があります。
【16-23点】自己肯定感やや低レベル
恋愛で不安を感じることが多いのではないでしょうか。でも大丈夫です。改善の第一歩です。
【8-15点】自己肯定感低レベル(要改善)
恋愛でとても辛い思いをされているかもしれません。でも、正しい方法で取り組めば、必ず改善できます。
皆さんいかがでした?
自己肯定感は根深い悩みになっている場合もありますよね。
私もそうでしたし、いまだに自己肯定感が下がる時があります。
ただ、自己肯定感フラットか高めにしていける方法はあるので、いい恋愛したい方はぜひ取り組んで欲しいです。
次回予告:具体的な改善方法をお伝えします𓅸
今回は、自己肯定感がなぜ恋愛で重要なのか、そして現在のあなたの状況を把握していただきました。
次回(2/3)では:
✅ 自分との関係を修復する具体的な方法
✅ セルフコンパッションの育て方
✅ 完璧主義からの脱却法
✅ 過去の傷を癒すワーク
✅ 境界線の作り方
など、自己肯定感の土台作りの第一歩である「ステップ1:自分との関係を修復する」を詳しく解説します𓅓
最終回(3/3)では:
✅ 他者との健全な関係の築き方
✅ 愛を受け取る力の育て方
✅ 30日間実践プログラム
✅ 使えるワークシート集
など、より実践的で包括的な内容をお届けできる予定です𓅓
一緒に、自己肯定感を高めて、自然体で愛される恋愛を目指しませんか?
▼ 2/3はこちら ▼ [次回記事リンク]
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