「いいね」を送っても、全然マッチしない…なぜ?
「100人に『いいね』を送ったのに、マッチしたのは3人だけ…」
「プロフィール写真も変えた、自己紹介文も頑張って書いた。なのに、全然マッチしない」
マッチングアプリで婚活・恋活をしている男性から、こんな悩みをよく聞きます。
私は恋愛・夫婦関係アドバイザーとして、これまで500人以上(2025年10月現在)の方の恋愛相談に乗ってきました。自分自身も、10数年間の婚活迷子の中で、マッチングアプリを使い倒してきました。
その経験から、断言できます。
マッチングアプリで次のステップに進めるかどうかは、「いつ活動するか」という時間戦略が、想像以上に重要なんです。
この記事では、女性目線から「マッチング率を上げるための時間戦略」をお伝えします。
女性がアプリを開く心理的・時間的余裕のあるタイミングの分析結果と、アクティブユーザーが多い時間帯に露出を最大化し、マッチ率を科学的に向上させる方法を解説します。
マッチングアプリを利用しているのになかなかデート以降にん進まない方はぜひ読んでください!
相談者Jさん(30歳・金融機関勤務)の失敗と成功
Jさんは、Pairsで婚活をしていました。
毎日20人に「いいね」を送り続けて、3ヶ月。
でも、マッチ率は5%以下。月に3人マッチすればいい方でした。
「俺のプロフィール、何がダメなんでしょうか?」と相談に来た彼。
プロフィール写真も自己紹介文も、実はとても良くできていました。
「プロフィールは問題ありません。それでは、いつ『いいね』を送っていますか?」と聞いたところ、彼はこう答えました。
「仕事が終わった後、夜の22時半~24時くらいですかね」
ここに、落とし穴がありました。
わかりますか?
女性がマッチングアプリを開く「心理的余裕」がある時間帯
女性がマッチングアプリを開くのは、「心理的余裕」と「時間的余裕」がある時です。
逆に言えば、どんなに時間があっても、心理的余裕がなければ、アプリは開きません。
女性の1日のスケジュールと心理状態
朝(6:00〜8:30):バタバタしている
- 心理状態:仕事の準備で忙しい、まだ頭が働いていない
- アプリを開く確率:低い
- たとえ開いても:じっくりプロフィールを見る余裕がない
通勤時間(8:30〜9:30):電車の中
- 心理状態:時間はあるが、周りの目が気になる
- アプリを開く確率:中程度
- たとえ開いても:さっと流し見するだけ
午前中(9:30〜12:00):仕事モード
- 心理状態:仕事に集中、プライベートのことは考えられない
- アプリを開く確率:低い
昼休み(12:00〜13:00):リラックスタイム
- 心理状態:一息ついて、プライベートのことを考える余裕が出る
- アプリを開く確率:高い
- たとえ開いたら:ゆっくりプロフィールを見る余裕がある
午後(13:00〜18:00):仕事モード
- 心理状態:仕事に集中、疲れてくる
- アプリを開く確率:低い
帰宅後(18:00〜20:00):夕飯
- 心理状態:夕飯のことを考えていたり、疲れている。多少見始める
- アプリを開く確率:中間
- たとえ開いても:疲れているので、じっくり見るというより、流し見
夜(20:00〜22:00):リラックスタイム
- 心理状態:一段落して、ゆっくりする余裕が出る
- アプリを開く確率:高い
- たとえ開いたら:じっくりプロフィールを見る余裕がある
就寝前(22:00〜24:00):ベッドでゴロゴロ
- 心理状態:リラックス、でも眠くなってきている
- アプリを開く確率:非常に高い
- たとえ開いても:翌日のことにも頭が向いているので、じっくり見るというより、流し見
結論:女性がアプリを開く「ゴールデンタイム」
- 昼休み(12:00〜13:00)
- 心理的余裕:◎
- 時間的余裕:◎
- じっくり見る余裕:◎
- 夜(20:00〜22:00)
- 心理的余裕:◎
- 時間的余裕:◎
- じっくり見る余裕:◎
- 就寝前(22:00〜24:00)
- 心理的余裕:○
- 時間的余裕:◎
- じっくり見る余裕:△(疲れている)
※早く寝る女性には、22時以降のいいねは翌日までじっくりみてもらえない可能性が高いです。
この3つの時間帯が、マッチング率を上げるための「ゴールデンタイム」です。
「時間戦略」を変えた結果
Jさんは、私のアドバイスを受けて、「いいね」を送る時間帯を変えてくれました。
変更前:
- 夜22時以降に、まとめて20人に「いいね」を送る
変更後:
- 昼休み(12:30)に10人
- 夜(20:30)に10人
結果:
- マッチ率が5%→25%に上昇
- 月に3人→月に15人とマッチするように
- 2ヶ月後、マッチした女性の1人と交際スタート
Jさんの言葉: 「まさか、時間帯を変えるだけでこんなに変わるとは思いませんでした。女性がアプリを開いている時間に『いいね』を送ることの重要性を、本当に実感しました」
なぜ時間帯が重要なのか?マッチングアプリのアルゴリズムの仕組み
実は、時間帯が重要な理由は、女性の心理だけではありません。
マッチングアプリのアルゴリズムも、時間帯に影響を受けるんです。
アルゴリズムの基本原理
マッチングアプリ(Pairs、Omiai、withなど)は、以下のような仕組みで動いています:
- アクティブユーザー(ログインしているユーザー)を優先的に表示する
- 新着ユーザー(新しく登録したユーザー)を優先的に表示する
- 「いいね」をもらっているユーザーを優先的に表示する
つまり、アクティブユーザーが多い時間帯に活動すれば、自分のプロフィールが表示されやすくなるんです。
「ブースト機能」を使うべき時間帯
多くのマッチングアプリには、「ブースト機能」(有料)があります。
これは、一定時間(60分など)、自分のプロフィールを優先的に表示させる機能です。
この機能を使うなら、女性のアクティブユーザーが最も多い時間帯に使うべきです。
最適な時間帯:
- 平日:昼休み(12:00〜13:00)、夜(20:00〜22:00)
- 休日:昼(11:00〜13:00)、夕方(16:00〜18:00)
避けるべき時間帯:
- 深夜(0:00〜6:00):アクティブユーザーが少ない
- 午前中(9:00〜12:00):仕事中で見ない
曜日別の戦略:平日と休日で変える
平日の戦略
女性の行動パターン:
- 昼休みにアプリを開く
- 夜、家でリラックスしている時にアプリを開く
おすすめの活動時間:
- 12:00〜13:00(昼休み)
- 20:00〜22:00(夜)
避けるべき時間:
- 朝(バタバタしている)
- 午後(仕事中)
- 深夜(寝ている)
なお余談ですが、私自身は、「平日深夜にいいねしてきている人はほぼ避ける」でした。
海外在住でない方以外、日本にいて仕事が平日にある方は深夜眠っている可能性が高いので
,,,,
休日の戦略
女性の行動パターン:
- 昼に起きて、ゆっくりブランチ
- 午後は出かけるか、家でまったり
- 夕方から夜にかけて友人と食事
- 夜は家でリラックス
おすすめの活動時間:
- 11:00〜13:00(ブランチあたり)
- 16:00〜18:00(夕方)
- 20:00〜22:00(夜)
避けるべき時間:
- 深夜(寝ているため翌日確認)
- 午後(確認が外出し後の夜となるため、あまりしっかりとプロフ確認しない)
プロフィール更新のベストタイミング
マッチングアプリでは、プロフィールを更新すると、「新着ユーザー」扱いになり、
優先的に表示されやすくなります!!!
だからこそ、プロフィールを更新するタイミングも重要となります。
プロフィール更新のベストタイミング
平日:
- 昼休み(12:00)直前
- 夜(20:00)直前
休日:
- 昼(11:00)直前
- 夕方(16:00)直前
何を更新すればいい?
プロフィール写真を変える必要はありません。
自己紹介文の一部を少し変えるだけでOKです。
例えば:
- 「最近ハマっていること」の部分を更新する
- 「趣味」の順番を入れ替える
- 「どんな人と出会いたいか」の表現を少し変える
これだけで、「新着ユーザー」として扱われ、表示されやすくなります。
おすすめの頻度:
- 週に2〜3回、プロフィールを微調整する
「いいね」を送るタイミングの心理学
女性がアプリを開いている時間帯に「いいね」を送ることは、もう一つ重要な意味があります。
それは、「通知」のタイミングです。
通知が届くベストタイミング
女性がアプリを開いていない時に「いいね」を送ると、通知が届きます。
でも、その通知を見るのは、次にアプリを開いた時。
その時には、すでにたくさんの「いいね」が溜まっていて、あなたの「いいね」は埋もれてしまいます。
逆に、女性がアプリを開いている時に「いいね」を送ると:
- リアルタイムで通知が届く
- すぐにあなたのプロフィールを見てくれる可能性が高い
- 他の「いいね」に埋もれにくい
心理学的には、これを「タイミング効果」と言います。
人間は、リアルタイムで反応を求められると、すぐに行動しやすくなるんです。
実例:時間帯別のマッチ率比較
私のクライエント10人に協力してもらい、時間帯別のマッチ率を検証させてもらいました
検証方法
- 各時間帯に、10人ずつ「いいね」を送る
- プロフィールは同じ
- 期間:1ヶ月
結果
時間帯マッチ率早朝(6:00〜8:00)3%
午前(9:00〜12:00)5%
昼休み(12:00〜13:00)28%
午後(13:00〜18:00)7%
夜(20:00〜22:00)32%
就寝前(22:00〜24:00)25%
深夜(0:00〜6:00)2%
結論:
- 昼休み、夜、就寝前の3つの時間帯が、圧倒的にマッチ率が高い
- 早朝と深夜は、ほとんどマッチしない
時間戦略を最大化する5つのテクニック
テクニック1: 「いいね」は1日2回に分けて送る
NG:
- 1日分の「いいね」を、夜にまとめて20人に送る
OK:
- 昼休み(12:30)に10人
- 夜(20:30)に10人
理由:
- 女性がアクティブな時間帯を2回カバーできる
- マッチ率が上がる
テクニック2: ブースト機能は「ゴールデンタイム」に使う
最適なタイミング:
- 平日:昼休み(12:00〜13:00)、夜(20:00〜21:00)
- 休日:昼(11:00〜12:00)、夕方(16:00〜17:00)
避けるべきタイミング:
- 深夜、早朝
テクニック3: プロフィールは週2〜3回、「ゴールデンタイム」直前に更新
おすすめのタイミング:
- 平日の昼休み直前(11:40~50)
- 平日の夜直前(19:40~50)
更新内容:
- 自己紹介文の一部を少し変える
テクニック4: 休日は「午前中」ではなく「昼」に活動
NG:
- 休日の午前中(9:00〜11:00)に活動
OK:
- 休日の昼(11:00〜13:00)に活動
理由:
- 女性は休日の午前中、ゆっくり寝ている可能性が高い
- 昼に起きて、ブランチや昼食を食べながらアプリを開く
テクニック5: メッセージは「相手がアクティブな時間」に送る
ポイント:
- マッチ後のメッセージも、時間帯が重要
- 相手が最後にログインした時間を確認
- その時間帯に合わせてメッセージを送る
例:
- 相手が毎日21時頃にログインしているなら、メッセージも21時頃に送る
- できたら、相手からのメッセ直後に返信
よくある質問:男性からの疑問に答えます
Q1: 「でも、仕事中に『いいね』を送るなんて無理です…」
A: スマホから、トイレ休憩中に送れば大丈夫です。
昼休みの12:30、トイレに行った時に、10人に「いいね」を送る。
これだけで、マッチ率は劇的に変わります。
たった5分です。
寝る前に見ていて「いいね」したいなと思った人たち、その人たちに送って下さい。
Q2: 「夜の20時は、まだ帰宅できていません…」
A: 帰宅後でも、22時までなら十分効果的です。
夜の「ゴールデンタイム」は20:00〜22:00。
21時に帰宅できれば、21:30に「いいね」を送れば、まだ間に合います。
Q3: 「ブースト機能って、本当に効果ありますか?」
A: 使うタイミングを間違えなければ、効果的です。
深夜にブーストを使っても、ほとんど意味がありません。
でも、昼休みや夜の「ゴールデンタイム」にブーストを使えば、通常の5〜10倍のマッチ率になります。
(私はマチアプの回し者ではないので、あえてどのアプリと言及しません…)
時間戦略のチェックリスト
マッチングアプリで活動する前に、このチェックリストを確認してください。
□ 「いいね」を送る時間は、ゴールデンタイムか?
- 昼休み(12:00〜13:00)
- 夜(20:00〜22:00)
- 就寝前(22:00〜24:00)
□ 「いいね」は1日2回に分けているか?
- 昼と夜に分散
□ プロフィール更新は、週2〜3回、ゴールデンタイム直前にしているか?
- 11:50、19:50など
□ ブースト機能は、ゴールデンタイムに使っているか?
- 平日:12:00、20:00
- 休日:11:00、16:00
□ メッセージは、相手がアクティブな時間に送っているか?
- 相手のログイン時間を確認
このチェックリストを全てクリアすれば、マッチ率は確実に上がります。
最後に:時間戦略は「相手への配慮」
私は、10数年間の婚活迷子の中で、マッチングアプリをたくさん使いました。
その中で気づいたことがあります。
マッチングアプリで成功する人は、「相手の立場」で考えられる人です。
女性がアプリを開く時間帯を考えること。
それは、「相手がいつ余裕があるか」を考えることです。
これは、マッチングアプリだけでなく、恋愛全般に言えることです。
相手の立場で考えられる人が、恋愛でうまくいくんです。
今日から、「時間戦略」を実践してみてください。
昼休みと夜に、10人ずつ「いいね」を送る。
プロフィールを週2〜3回、ゴールデンタイム直前に更新する。
たったこれだけで、あなたのマッチ率は劇的に変わります。
私自身は、マチアプと並行して利用しているSNSで気の合う友人、異性(もちろん現在の彼も)と出会ってきたので、講座ではお伝えしています。
その利用方法も基本的には同じです。
お忘れなく。。。!!!
あなたの恋愛を、心から応援しています。
何か困ったことがあれば、いつでも相談してください。
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