「今日どうだった?」「何食べたい?」
こんな何気ない問いかけから始まる会話が、実は恋愛力を劇的に向上させることをご存知ですか?
質問する力、そして自分に問いかける力。これが恋愛を変える最強のスキルだった、というお話です。
この記事はこんな人におすすめ
- 相手の気持ちがよくわからない人
- 会話が続かない・盛り上がらない人
- 自分の気持ちを伝えるのが苦手人
- 相手との距離感がつかめない人
- 恋愛でいつも受け身になってしまう人
- 関係がマンネリ化しやすい人
「相手の本音が知りたいのに、どう聞いていいかわからない」「質問しても、なんか尋問みたいになっちゃう」
「自分の気持ちもよくわからなくて、恋愛で迷ってばかり」そんな悩みをお持ちなら、ぜひ読んでみてください。
読み終わったとき、あなたは問いの力で恋愛関係を深める具体的方法・今すぐ使える質問テクニックが明確になっているはずです。
「問い」って、そんなに特別なもの?
私、昔から「なんで?」「どうして?」って聞くのが好きな子どもでした。大人になってからも、つい相手に質問ばかりしちゃう。
でも恋愛では、これが裏目に出ることが多かったんです。
「今度いつ会える?」
「私のこと、どう思ってる?」
「将来どうしたい?」
質問攻めで相手を困らせて、「重い」って言われたこと、実は何回もあります。
そんな私が気づいたのは、問題は「質問すること」じゃなくて、「質問の質」だったということ。
いい質問は関係を深める。
悪い質問は関係を壊す。
その差を理解できるようになってから、恋愛が格段に楽になりました。
脳科学が教える「問い」の魔法
人間の脳には面白い特徴があります。質問されると、答えを探そうとして勝手に活性化するんです。
例えば「昨日の夜ご飯、何食べた?」って聞かれたら、意識せずとも昨日の記憶を辿り始めますよね。
これを心理学では「自動処理」と呼ぶそうです。
恋愛でも同じです。
「今日一番嬉しかったことは?」って聞かれたら、その人は自然と「嬉しい出来事」にフォーカスします。
すると、その瞬間の感情も一緒に思い出されて、話しているうちにポジティブな気持ちになっていく。
逆に「今日嫌なことあった?」って聞いたら、ネガティブな記憶を掘り起こすことになります。
つまり、どんな質問をするかで、相手の感情をある程度コントロールできるんです。
恋愛における「問い」の3つの効果
1. 相手を理解する力が格段にアップ
「好きな食べ物は?」「血液型は?」みたいな表面的な質問じゃなくて、もう少し深い質問をしてみる。
「子どもの頃、一番夢中になったことって何?」
「最近、心が動いた瞬間ってある?」
「もし明日から1年間自由だったら、何したい?」
こういう質問をすると、相手の価値観や大切にしているものが見えてきます。
表面的な趣味嗜好じゃなくて、その人の「核」の部分に触れられる。
私のクライアントのTさん(20代男性)は、いつも「どんな映画が好き?」みたいな質問ばかりしていました。でも「最近見た映画で、一番心に残ったシーンは?」って聞き方に変えてから、デートの会話が盛り上がるようになったって教えてくれました。
2. 自分のことを深く知ってもらえる
相手に質問するのと同じくらい大事なのが、相手からの質問に「どう答えるか」です。
例えば「休日は何してる?」って聞かれたとき。
❌「特に何も。家でゴロゴロしてます」
⭕「最近は朝ストレッチにハマってて。頭が空っぽになる感じが気持ちいいんです」
同じ「家にいる」でも、伝え方次第で印象が全然変わりますよね。
良い質問は、良い答えを引き出す練習にもなるんです。自分が相手に深い質問をしていると、相手からも深い質問をされるようになる。そして、自分もより魅力的な答え方ができるようになっていく。
3. 自分自身との向き合い方が変わる
これが一番重要かもしれません。
他人に良い質問ができるようになると、自分にも良い質問ができるようになるんです。
恋愛で迷ったとき、今まではこんな風に考えてました。
「彼、私のこと好きなのかな?」
「このまま付き合い続けて大丈夫?」
「結婚できるのかな?」
でも質問の仕方を変えると、見える景色が変わります。
「私は彼のどんなところに魅力を感じてる?」
「今の関係で、私が一番大切にしたいことは何?」
「理想の未来に向かって、今できることは?」
答えが見つからない質問から、答えが見つかる質問へ。この変化で、恋愛の迷いが激減しました。
気をつけたい「問い」の落とし穴
ただし、注意点もあります。
尋問にならないように
質問ばかり連発すると、相手は尋問されてる気分になります。
コツは「1つ質問したら、自分のことも話す」こと。キャッチボールを意識してください。
相手のペースを尊重する
深い質問をして、相手が答えに詰まったり、表情が曇ったりしたら、無理に答えを求めない。
「今度でいいよ」って逃げ道を作ってあげることも大切です。
答えを判断しない
相手の答えに対して「それは違うんじゃない?」「私だったら〜」って、つい自分の価値観を押し付けたくなることがあります。でも、それをやった瞬間に「質問の魔法」は消えてしまいます。
まずは「そうなんだ」って受け止める。
その姿勢があるからこそ、相手は心を開いてくれるんです。
今日から使える「恋愛質問」5選
実際に使えるお役立ち質問をいくつか紹介しますね。
【初期の関係で】
「最近、『あ、これいいな』って思った小さなことってある?」 →相手の価値観が見えて、話も広がりやすい
【付き合い始めで】
「私といると、どんな気持ちになってるの?」 →重くなりすぎず、でも気持ちを確認できる
【マンネリ気味のとき】
「もし私たちが初めて会うとしたら、どこで何してたいと思う?」 →新鮮な気持ちを取り戻すきっかけに
【将来を考え始めたら】
「10年後、どんな夫婦(カップル)になってたいと思う?」 →具体的な未来を一緒に描ける
【喧嘩した後で】
「今回のことで、お互いについて新しく分かったことってある?」 →問題解決よりも、理解を深めることにフォーカス
365日の「問い」で恋愛筋肉を鍛える
良い質問ができるようになるには、練習が必要です。
スポーツと同じで、恋愛も「筋トレ」みたいなもの。毎日少しずつでも、質問する力、自分に問いかける力を鍛えていく。
そんな想いで始めたのが「365日の問い習慣」です。
毎日ひとつの質問に答えることで、自然と「良い問い」のセンスが身についていく。そして、自分自身への理解も深まっていく。
一石二鳥どころか、一石十鳥くらいの効果があります。
まとめ:問いは関係を変える魔法の道具
質問って、実はすごく能動的な行為です。
待っているだけじゃなくて、自分から関係を深めにいく。
相手のことをもっと知りたいという好奇心を示す。そして、自分のことももっと知ってもらう。
恋愛が受け身になりがちな人、相手の気持ちが分からなくて不安になりがちな人、自分の気持ちがよく分からなくて迷いがちな人。
そんな方には特に、「問いの力」を試してもらいたいです。
答えはすぐに見つからないかもしれない。でも、良い問いさえあれば、必ず良い答えに辿り着けます。
今日から、意識して「良い質問」をしてみませんか?きっと、恋愛が今までとは違って見えてくるはずです。
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